(作成日・2009/05/01)
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時は西暦2015年…
いくつもの新技術開発によって、過去数千年に渡って
人類を悩ませた戦争や貧困、人口問題などは一挙に解決された。
全ての生産活動はハイパーコンピュータの元で効率よくオートマチック処理され、
歴史上初めて人類全てが、王侯貴族の生活を手に入れることが出来るようになったのだ。
しかし、その楽園社会においても、人間の本能が全て満たされたわけではなかった。
多くの若者達は、スリルのない平和な生活に次第に飽きていった。
そして、自ら改造したレーシングカートを持ち寄り、レースを始めた。
いつの頃から『モトローダー』と呼ばれるようになった彼らは、原始的であるが極めて大出力の
ガソリンエンジンを搭載したレーシングカートでサーキットを疾走した。
荒々しいエンジンの爆音は、平和だが余りに平穏すぎる暮らしの中で、
忘れ去られていた『闘争本能』を再び蘇らせたのだ。
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レースに出場して賞金を獲得して、その賞金を元手にレーシングカートをパワーアップさせ、 全8ヒートのレースを勝ち抜いて優勝を目指せ!!
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1プレイヤー![]() |
2プレイヤー![]() |
3プレイヤー![]() |
4プレイヤー![]() |
5プレイヤー![]() |
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【ネームエントリー】
タイトル画面でRUNボタンを押すと、この画面になる。 |
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【インフォメーション】
表示されるボードには、レースナンバーとLAP(周回数)が表示される。 |
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【コースの下見】
ヘリを操作してコースの下見をする。 |
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【パーツセレクト】
レースで稼いだ賞金で、自分の車をパワーアップさせたり、 |
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【スタート!!】
カウントが0になったら、レーススタート!! |
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【レース真っ最中!!】
お互いの車同士に当たり判定は無い。 |
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【ゴール!!】
赤いゲートに入るとゴール。 |
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【結果発表!】
レース終了後、結果発表が表示される。
以降、『インフォメーション』→『パーツセレクト』→『レース』…を |
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各レース前に必ず『パーツセレクト』の画面が表示される。 レースで獲得した賞金で、パワーアップパーツやアイテムを購入する。 一度購入したパーツ・アイテムは戻すことは出来ないので、買い物は慎重に… |
BODY![]() $ 1780 |
BODY+1![]() $ 2950 |
BODY+2![]() $ 5260 |
BODY+3![]() $ 8700 |
BODY+4![]() $ 10820 |
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【強制移動】
スピンやコース外へ飛ばされる等で出遅れてしまった時、 |
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【スピン】
エンジンの馬力に対して、タイヤのグリップ力が弱い場合や、 |
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【ジャンプ】
コース内に設置されているジャンプ台か、アイテム『ホッパー』を使うと車がジャンプする。 |
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【ガス欠】
搭載されているガソリン(コースによって、積載量は異なる。)が無くなると |
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【ジャンプ台】
必ず、どちらかの路肩に寄せて設置されており、 |
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【オイルゾーン】
コース中央に設置される障害物。通過すると必ずスピンする。 |
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【ウェットゾーン】 水で濡れた状態になった路面。強引なハンドル捌きはスピンの元。 |
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【ピットエリア】
斜線が引かれている部分に入るだけで、ガソリンが満タンになる。 |
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【ブロック】
路上に飛び出た障害物。ジャンプ台と組み合わせて登場する事が多い。 |
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【分離帯】
コースを二手に分ける地形。交わすのは簡単だが、強制移動などで |
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【パイロン】 一部の隠しステージで登場する障害物。通過出来ない。 |
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【警告標識】
一部の障害物や地形が現れる寸前、コース中央に出現する。 |
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【指示標識】
一部の障害物や地形が現れる寸前、コース中央に出現する。 |
その他の地形。これ以外にも様々な形の地形が登場する。狭い地形を抜けた後は、オイルゾーンが現れる事がある。
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すいません。現在、攻略中です…
レースを見ていると判るが、コンピューターにもある程度個性がある。 序盤から良いエンジンやターボを装備する者や、逆にあまりパワーアップに拘らない者。 パワーアップに目もくれず、妨害系アイテムばかり装備する者… 共通する事は、ちょっとおバカなところがあり、直角カーブやオイルゾーン等にあっさり引っ掛かってしまう。 このクセを覚えておけば、ゴール寸前で自分が最後尾でも逆転出来る可能性もある。 |
―アイテム選択は慎重に…―
『グレネード』や『ボンバー』で、相手の妨害しながら進むか、
良いエンジンやターボを搭載して、相手をブッ千切るか…
悩ましいところだが、ロングコースで『グレネード』や『ボンバー』を装備するとガス欠になる恐れもある。
レース前の下見と、自分の車の状態を見て検討しよう。
―先頭に立ったら要注意!!―
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レースに勝利するためには、常に先頭に立つ事は言うまでも無いが、 先の障害物や急カーブに対応出来なくなる場合がある。 レース前の下見で、しっかり確認しておこう。 |
―『グレネード』と『ボンバー』の違い ―
『グレネード』は発射すると、前方へ一定距離を飛んでから爆発する。
爆弾そのものに当たり判定は無い。狭い地形やゴール前で使うと大逆転が狙える。
それに対して『ボンバー』は、車の真後ろに発射後、すぐに爆風が発生する。
そのため、先頭に立って後続に不意打ちを食らわせるのに向いている。
ちなみに両方とも、発射したプレイヤーにも爆風の当たり判定があるので、使い過ぎは自滅の恐れも…
―オススメ装備?―
1人プレイ限定ですが筆者の場合、レースを始めて最初の買い物は『HANDLE B($ 0)』『エンジン2400cc($ 4750)』『ガスタンク($ 250)』。
これで最初の資金$ 5000を使い切ってレース開始。 よほどのミスをしない限りは、ほぼ確実に1着がとれます。
1着賞金の$ 10000で『BODY+3($ 8700)』を購入。あとは『HI-TURBO($ 22000)』を手に入れるまで、暫く貯金…
『HI-TURBO』は排気量の低いエンジンでも立ち上がりが早く、それなりに威力を発揮してくれるのでオススメです。
あとは、『HANDLE B+1($ 150) 』『HG-TIRE($ 3250) 』を購入して、エンジン『4800cc($ 11500) 』に換装するのはレース終盤。
まぁ、人それぞれなんで、色々弄くって楽しんでください。
―続編について―
この場を借りて、続編についても少し触れておきます。
当時2つ共持ってたんですが、訳あって手放しちゃったもので…
『モトローダーII』…1991年3月発売。
4つの難易度のコースがあり、車種も3系統(4輪車・タンク・ホバー)から選択。アイテムも増えた。
コースがそれまでの上下左右方向ではなく、画面上へ向かうように変更された。
そのため、ドライブテクニックよりも、アイテムによる妨害中心のレース展開になっている。
『モトローダーMC』…1992年12月発売。
年齢制限のために『モトローダー』への参加資格が得られない少年少女達による小型車限定のレース…という設定。
スーパーCD-ROMで発売されたため、コースも大幅に増えた。
使用する車が非常に小さく、コースが画面全体に表示される。
ちなみに『MC』とは『マイクロカート』の略。
途中参加 |
対人プレイで順位発表画面の時、使っていないコントローラーの
[Iボタン・IIボタン・IIボタン・Iボタン]を順に押す。 名前の変更は出来ないが、次のレースから参加出来る。 |
サウンドテスト![]() |
名前登録で、『MUSIC』か『ART88』と入力すると、この画面に切り替わる。 ゲームで使用される全ての曲を聴くことが出来る。 |
サウンド変更 | レース中にポーズをかけて、セレクトボタンを押しながらIボタンを押すとBGMの変更が出来る。 通常はレース中には流れない、オープニングやエンディング曲も使用可能。 |
世界のコースA | Iボタンと方向キーの上、または下を押しながらRUNボタンを押す。 実在の有名サーキットを模したコース。警告表示がある。 ロングコースが多く、ガス欠に注意。 |
世界のコースB | IIボタンと方向キーの上、または下を押しながらRUNボタンを押す。 実在の有名サーキットを模したコース。警告表示がある。 ロングコースが多く、ガス欠に注意。 |
最難間コース | Iボタンとセレクトを押しながらRUNボタンを押す。 ロングコースが多く、ひねくれた地形が多く出てくる。 警告表示は、一切出ない。 |
トラップコース | IボタンとIIボタンを押しながらRUNボタンを押す。 難しいコースだが距離は短いコースが多く、警告表示もある。 |
『ボンバー』使いすぎで、ケンカにならないようにね…(^^;ゞ
ちなみに、1990年発売の『ボンバーマン(PCエンジン版)』のプレイヤーキャラクターの色は、
このゲームの車の色と同じ配色になっているのに気付きました?
同じ『接待ゲーム』として、どちらからでもプレイしやすいように配慮したんでしょうねぇ。
2009/05/01